100切りできなかった1年半で、やめてよかった5つのこと
努力しているのに結果が出ないあなたへ
真面目にやっているのに届かなかった1年半
ゴルフを始めたとき、きっと多くの人と同じようなことを考えていました。
「ちゃんと練習すれば、1年もあれば100は切れるだろう」と。
特別な根拠があったわけではありません。
周りの話を聞いても、ネットを見ても、「まずは100切りが目標」という声が多く、
それが当たり前の通過点のように思えたからです。
真面目にやる人なら、自然と到達できるライン。
そんなイメージを、疑うことなく持っていました。
だから、行動もそれなりに伴っていました。
仕事終わりや休日には打ちっぱなしに通い、
フォームを意識しながら、一球一球を大切に打つ。
ラウンドにも定期的に行き、実戦の経験も積んでいきました。
家に帰れば、YouTubeでレッスン動画を見る。
プロの解説を聞きながら、「次はこれを試してみよう」とメモを取る。
必要だと思えばクラブも揃え、グローブやボールにもこだわった。
周囲から見れば、
「ちゃんとやっている人」
「ゴルフに前向きなアマチュア」
そう映っていたと思います。
自分自身も、
「努力はしている」
「手を抜いているわけではない」
という自負はありました。
それなのに、スコアだけが伸びない。
102。
104。
101。
たまに調子が良い日があっても、
なぜか100という数字だけは越えられない。
99が一度も出ない。
スコアカードを見返すたびに、
「またか」という気持ちが積み重なっていきました。
もし努力していなかったなら、
「まあ、そんなものだよな」と諦めもついたかもしれません。
でも、やっているからこそ苦しい。
時間も使っている。
お金も使っている。
頭も使っている。
それでも結果が出ない。
「何が足りないんだろう」
「練習量がまだ足りないのか」
「考え方が間違っているのか」
「自分には向いていないのか」
答えが見えないまま、
同じ問いを何度も頭の中で繰り返す。
前に進んでいるはずなのに、
どこかで足踏みをしているような感覚。
そうやって、
“ちゃんとやっているのに報われない”
そんな時間を過ごし続けた1年半でした。
今振り返ると、その1年半は
技術よりも、心の持ち方や考え方を大きく揺さぶられた期間だったと思います。
一番つらかったのは、周りが先に100を切った瞬間
一番心にきたのは、
同じ時期にゴルフを始めた人たちが、次々と100を切っていったことでした。
始めた頃は、みんな似たようなレベルだったはずです。
スコアも大差なく、「お互いまだまだだね」と笑い合っていた。
それなのに、ある時から少しずつ差が開いていく。
「昨日95だったんだよね」
「最近、安定してきた気がする」
そんな言葉を聞くたびに、
頭では「すごいな」「頑張ったんだな」と思おうとする。
でも、心の奥では、どうしても別の感情が湧いてくる。
焦り。
羨ましさ。
置いていかれるような不安。
悪気のない言葉だと分かっているからこそ、
余計に自分の気持ちの整理がつかない。
祝福したい気持ちと、素直に喜べない自分がぶつかって、
胸の奥がザワザワと落ち着かなくなりました。
ラウンド後、車に乗り込んだときの空気も、少しずつ変わっていきました。
最初はプレー内容や楽しかった話が中心だったのに、
いつの間にか話題はスコアの振り返りに移っていく。
「で、今日どうだった?」
その流れになると、
自分の番が来るのが分かっているから、心の準備をしてしまう。
できれば聞かれたくない。
できれば話題が変わってほしい。
そんな自分が、どこか情けなく感じることもありました。
家に帰ってからも、気持ちは晴れません。
スコアカードを見るのが嫌で、
机の上に置いたまま、しばらく目を背ける。
それなのに、時間が経つと、
結局また手に取って見てしまう。
一ホールずつ振り返りながら、
「あそこで刻んでいれば」
「OBさえなければ」
「無理をしなければ」
頭の中は“たられば”でいっぱいになる。
終わったラウンドをいくら振り返っても、
結果が変わるわけではないと分かっているのに、
同じことを何度も考えてしまう。
それでも、不思議とゴルフをやめようとは思いませんでした。
悔しい。
苦しい。
正直、逃げたくなる気持ちもある。
それでも心のどこかで、
「このまま終わりたくない」
「いつか、自分もあのラインを越えたい」
という気持ちが消えなかった。
たぶんその気持ちが、
あの1年半を踏みとどまらせてくれたのだと思います。
結果が出なくても、
置いていかれているように感じても、
それでも続けたいと思えたこと。
それ自体が、今振り返ると、
とても大きな意味を持っていたのだと思います。
今回の記事は、100切りのために、やめてよかったことを紹介したいと思います。
やめてよかった①|レッスン動画を増やし続けること
アマチュアゴルファーの最初の先生は、ほぼ間違いなくYouTubeです。
検索すれば、
有名プロ、ツアーコーチ、人気チャンネル、切り抜き動画。
本当に、無限に出てくる。
私も最初は、再生回数の多い動画、有名な人の動画から見ていきました。
「この人が言ってるなら正しい」
「プロが言うなら間違いない」
そう信じて、言われたことを全部やろうとしました。
しかし、すぐに混乱が始まります。
ある動画では
「フェースは返すな」
別の動画では
「フェースは自然に返る」
体重移動も、
「大事だ」と言う人と
「考えるな」と言う人がいる。
情報が増えれば増えるほど、
頭の中で考えることが増えていく。
結果、スイング中に
・フェース
・軌道
・切り返し
・体重
・手首
複数のことを同時に考えるようになりました。
これは、アマチュアには無理です。
練習時間が限られている私たちにとって、
情報過多は上達ではなく“迷子”を生みます。
私は、動画を探すのをやめました。
新しい理論を足すのではなく、
「考えることを減らす」方向に切り替えました。
ここまで読んで、 「何を信じて練習すればいいか分からない」 そう感じた方も多いと思います。
私自身、情報を詰め込みすぎて迷子になっていた時期に、 一度立ち止まるきっかけになったのが、👇の一冊でした。
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※ テクニックを増やす本ではなく、 頭の中をシンプルにしてくれる内容なので、 100切りに伸び悩んでいる人ほど刺さると思います。
やめてよかった②|フルスイングばかりすること
打ちっぱなしに通い始めると、ほぼ全員が一度はハマるものがあります。
それが ドライバー です。
芯に当たったときの乾いた音。
高く上がり、どこまでも伸びていくように見える弾道。
「今のは完璧だった」と思える、あの一瞬の快感。
ゴルフを始めたばかりの頃は、その気持ちよさがとにかく新鮮で、
気づけばドライバーばかり握り、
しかも毎回フルスイング。
「もっと飛ばしたい」
「次はさっきよりも良いはず」
そんな気持ちで振り続けていました。
しかし、冷静に振り返ると、
フルスイングは再現性がとても低い。
少し力めばタイミングはズレ、
少し急げば体が突っ込み、
結果としてフォームはどんどん崩れていきます。
それでも練習場では、
たまに“当たってしまう”ことがある。
この「たまに」が曲者でした。
たまたま芯に当たった一球が、
「今のスイングは正しい」という勘違いを生む。
そしてまた同じように振り回す。
このループを、私は何度も繰り返しました。
そしてコースに出て、現実を突きつけられます。
ドライバーは、1ラウンドで使う回数が
アイアンやアプローチ、パターに比べて圧倒的に少ないクラブ。
それなのに、
OB。
ボール紛失。
プレ4。
たった数回のミスで、スコアは一気に崩れます。
ここでようやく気づきました。
ドライバーで本当に大切なのは、
どれだけ遠くへ飛ばすかではない。
次が打ちやすい場所にボールを残すこと。
フェアウェイでなくてもいい。
ラフでいい。
最悪でも、隣のホールに行かなければいい。
とにかく、
ボールを失わないことが最優先。
そのために必要だったのは、
豪快なフルスイングではなく、
小さくても安定したスイングでした。
振り幅を抑え、一球ずつ丁寧に毎回方向性を確認する。
遠回りに見えましたが、
結果的にこれが一番スコアにつながる練習でした。
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やめてよかった③|プロのフォームを真似し続けること
毎年マスターズをはじめとする大きな大会を見るたびに、必ず頭に浮かぶ言葉がありました。
「このフォームになりたい」
滑らかで無駄がなく、
力感がないのに、とてつもないボールを打つ。
テレビ越しに見ても分かる完成度の高さに、自然と憧れを抱いてしまいます。
私も例外ではなく、
特に タイガー・ウッズのフォーム に強く惹かれました。
構え方、トップの位置、切り返し、フィニッシュ。
「これをイメージして振れば、自分も近づけるはずだ」
そう信じて、何度も頭の中で理想像を描きながら練習しました。
しかし、ある時ふと冷静になります。
プロと自分を比べてみると、
あまりにも違いが多すぎる。
体格。
筋肉量。
柔軟性。
これまで積み上げてきた練習量。
特に大きな違いは、柔軟性と筋肉でした。
プロは、常人では考えられない可動域で体を使い、
それを支える筋肉を持っています。
同じ形を真似しようとしても、体がついてこない。
形だけは似せられる。
でも、それが自分にとって“正しい動き”とは限らない。
実際、フォームを真似すればするほど、
スイング中の感覚はどんどん悪くなっていきました。
「これで合っているはずなのに当たらない」
「イメージ通りなのに違和感がある」
そんなズレが積み重なり、
自分のスイングが分からなくなっていきました。
そこで私は、思い切って
フォームの“見た目”を追うのをやめることにしました。
代わりに意識したのは、
ゴルフクラブをどう動かすか。
どうすれば自然に当たるか。
見た目がどうかよりも、
インパクトで何が起きているか。
ボールの初速や方向性。
すると、不思議なことに、
感覚が少しずつ戻ってきました。
無理に作らなくても、
クラブを正しく扱えるようになると、
フォームは勝手に整っていく。
後から動画を見返すと、
以前よりもずっと“それらしい”スイングになっている。
結果的に、
プロの形を追いかけ続けるよりも、
自分の体に合った動きを覚えることが、
一番フォームを整える近道でした。
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やめてよかった④|ミスした自分を責め続けること
ゴルフを始めた頃、私はずっと
「ミス=悪いこと」
「ミスをなくさなければスコアは良くならない」
と思っていました。
だから、少しでもミスをすると、すぐに自分を責める。
OBを打てば落ち込む。
トップすれば苛立つ。
ダフれば、そのホール全体が嫌になる。
ラウンド中、
ミスした一打が頭から離れず、
次のショットまで引きずってしまう。
でも、ある時ふと気づきました。
プロでも、普通にミスしている。
テレビ中継を見ていると、
OBを打つプロもいるし、
バンカーに入れるプロもいる。
アプローチをミスして、
「あれ?」と思うような場面もある。
それでも、最終的にはスコアをまとめてくる。
なぜか。
それは、
ミスを受け入れる前提でプレーしているからだと思います。
ゴルフは、そもそも完璧を求めるスポーツではありません。
18ホールすべてを完璧に打てる人なんて、存在しない。
打球が毎回、
狙った方向に、狙った距離で、
真っ直ぐ飛ぶなんて思わない。
だからこそ大切なのは、
「ミスをゼロにすること」ではなく、
ミスとどう付き合うか。
自分の癖が
ドローなのか、フェードなのかを理解する。
「右に曲がる可能性がある」
「左に出やすい」
そう分かっていれば、
最初から曲がる前提で狙いを決められる。
フェアウェイセンターを狙うのではなく、
少し余裕を持った場所を狙う。
これだけで、
ミスは“想定内”に変わります。
そして何より、
ミスした自分を責めない。
好きで始めたゴルフなのに、
自分を追い詰めてしまったら、
楽しさはどんどん失われていく。
ミスしてもいい。
うまくいかない日があってもいい。
そう思えるようになってから、
ラウンド中の気持ちは驚くほど楽になりました。
結果的に、
心が安定した方が、スコアも安定する。
これは、後になってはっきり分かったことです。
やってよかった⑤|家でできることを続けたこと
ゴルフの上達には、
どうしても「練習量」が必要だと言われます。
確かにそれは間違いではありません。
球を打たなければ、感覚は身につかない。
でも、社会人ゴルファーにとって、
毎日のように打ちっぱなしに行くのは現実的ではありません。
仕事がある。
家庭がある。
疲れて帰ってくる日もある。
そんな中で、
「今日は練習に行けなかったからダメだ」
と思ってしまうと、
ゴルフとの距離はどんどん離れていきます。
そこで私がやってよかったと思うのが、
家でできることを続けたことでした。
派手なことではありません。
素振り。
クラブを持たずに体の動きを確認する。
スイングのイメージを頭の中でなぞる。
それだけです。
実際にボールを打たなくても、
体の使い方を意識するだけで、
ゴルフから完全に離れずにいられる。
「今日は練習に行けなかった」ではなく、
「今日はこれだけやった」と思える。
この小さな積み重ねが、
気持ちの面でも大きかった。
打ちっぱなしに行ける日だけが“練習日”ではない。
ゴルフのことを考え、体を動かした日も、立派な練習。
そう考えられるようになってから、
練習に対するハードルが下がりました。
結果的に、
久しぶりに球を打ったときでも、
感覚が大きくズレることが少なくなった。
家での積み重ねは、
すぐに結果が出るものではありません。
でも、後から振り返ると、
確実に効いてきます。
派手さはないけれど、
一番“続けやすくて、裏切らない”練習。
それが、
家でできることをコツコツ続けるという選択でした。
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未来の自分から過去の自分へ
1年半前の自分に、今の自分が本気で伝えたいことがあります。
「焦らなくていい」。
この一言に、どれだけ救われただろうかと思います。
あの頃は、練習場に行けば行くほど不安が増えていました。
周りの人が簡単そうに球を打ち、ラウンドで楽しそうにスコアをまとめている姿を見るたびに、
「なぜ自分だけできないんだろう」
「やり方が根本的に間違っているんじゃないか」
そんな思いが頭から離れませんでした。
でも今なら分かります。
あの焦りこそが、一番の遠回りだったということを。
遠回りに見える時間は、決して無駄じゃありません。
うまくいかなかった練習も、崩れたラウンドも、
すべてが「気づくための材料」でした。
結果だけを見れば、1年半は長く感じるかもしれません。
でも、心が追いつかないまま先に進んでいたら、
仮に100を切れていたとしても、きっとゴルフは楽しくなかったと思います。
100切りは、才能でもセンスでもありません。
これだけは、声を大にして言えます。
特別な身体能力も、完璧なスイング理論も必要ない。
必要だったのは、
「自分は今、何をするべきで、何をしなくていいのか」
それを冷静に見極めることでした。
やることを増やせば上手くなる。
そう信じていた時期もあります。
動画を見て、理論を覚えて、ドリルを試して、
気づけば頭の中はやることでいっぱいでした。
でも、スイング中に考えられることには限界があります。
アマチュアの私たちは、プロのように何十時間も練習できません。
だからこそ、「引き算」が何より大切でした。
やることを増やすより、
やらないことを決める。
情報を足すより、
考え方を整える。
これに気づけた瞬間、ゴルフが少しずつ変わり始めました。
球の結果がすぐに変わったわけではありません。
でも、ミスしたときの受け止め方、ラウンド中の気持ちの揺れ方が、明らかに違ってきたのです。
今、同じ場所で立ち止まっているあなたへ。
「もう何を信じたらいいか分からない」
「頑張っているのに結果が出ない」
そんな気持ちを抱えているなら、それは決して弱さではありません。
本気でゴルフと向き合っている証拠です。
うまくいかない時間は、あなたの価値を下げるものではありません。
その時間があるからこそ、
後で振り返ったときに「あれがあったから今がある」と言えるようになります。
ゴルフは、上達のスピードを競うスポーツではありません。
誰かより早く100を切ることに、意味はない。
大切なのは、自分なりに納得しながら前に進めるかどうかです。
この1年半の経験が、
あなたの迷いや不安に、ほんの少しでも寄り添えたなら。
「もう一回だけ、続けてみよう」と思えるきっかけになれたなら。
それだけで、この文章を書く意味は十分にあります。
あなたのゴルフは、まだ途中です。
そして、これからが一番面白くなっていきます。